うまく実験できたよ―。夏休中の小学生を対象にした科学体験教室が30日、愛媛県松山市三番町8丁目の県立衛生環境研究所であった。白衣姿の24人が実験や観察を通し、身近な健康や環境に関する科学に興味を深めた。
 大気や水質、希少生物の生息状況、感染症や食品の検査などを担当する研究所を紹介し科学の楽しさを知ってもらおうと開催。
 4班に分かれた小学生は食品の着色料を調べたり田んぼの生物を調査したりしたほか細菌やウイルスの観察、家庭排水の水質検査といった実習に真剣な表情で挑戦した。